殺伐とする新幹線のなかの華
なんといっても新幹線といえば
駅弁である。
車内で食べる駅弁はおいしい。
列車の遅延で遅刻が決定し、
遅刻の連絡の電話も20点程度(採点待ち)
はやる気持ちは私が持っていても列車のスピードをなんら変化させないので、捨てた。
捨てるために弁当を買った。
今は落ち着いて列車の旅を楽しんでいる。
何か大事なことがある時の前日
試合の前なんかはいつも髪の毛を切っていた。
げんかつぎみたいなものだ。
水の抵抗を減らすためでもある。(それらしい雰囲気醸す
前髪をちょこっと切ったり
いっぱいきったり。
昨日も切った。
髪の毛は死んだ細胞だけど、
司令部(脳)に近いところにあるだけあって、
なんか特別な感覚がある。
だから髪の毛を切るのはなんか特別なスイッチが入る。
今髪の毛を伸ばしているのは、
いつかガンの子どものズラとして寄付するためだと途中から決めたけど、
最近は愛着が湧いてきてしまった。
そんな想い出も一緒に寄付しようじゃないか。
特別な感覚があるといえば、
車内販売の女性にもある。
私もそうだったから。
コーヒーの提供手順とかガン見しちゃう。
今日もすれ違いざま、
コーヒーの販売してるところをガン見した後、
いっぱい売れますように!って願いつつ
さぁさあ、と、駅で買った弁当を広げ食すのであった。←
(弁当は廃棄ロスのリスクが高く賞味期限が短いため、積んでいたら最も売りたい商品なのだ)
心の向いてる先が違うだけで、
こんなにも醸し出す空気が違うのだから、
やっぱり車内販売の方々のゆとりに満ちた(ように見える)笑顔はこの殺伐とした新幹線の華だし、
私も華だった。はず。
とかいってこんな事を鼻にかけて、
やっぱり華ではなかったと振り返るわたし
華でなんかなくてもいいのだ。
強い勁草になるのだ。
自分に非がないとはいえ、
遅刻とははいやなものだ。
鳥取よ東京のようにならないでと思いつつ、
こういう時は東京近づいてきてと思う(笑
電車の皆さんが、
電車遅れまして申し訳ありませんと何度も言うと、
悪天候での電車の遅延はあなた方が悪くないのだから、
謝らなくていいのにといつも思う。
それより、
「安全第一で攻めてます」うっす!
ぐらいのノリで行きましょうよ。って思う
歩くより早いんだし。
こんなこと言ってられるのは学生のうちだけなのだろうか。
まぁ、乗車時間が長ければ
それだけ車内販売もうれるしね!
華にもっと笑顔がやどるじゃないか、
みんなで花を咲かせよう
(呑気なやつ
どんなふうに入って行こうか、
とか妄想し始めている。
汽車が遅れてーとかいっちゃいそう。
汽車て。
(鳥取県は電気で走る電車ではなく、 ディーゼルで走る汽車なのです)
現在富士山の麓通過中。
美し。
車窓からもお花が見れるよ